19年内にコンテナヤードを拡張 釧路港西港区第3埠頭

2019年02月26日 15時00分

 釧路市は、釧路港西港区第3埠頭(ふとう)のコンテナヤード拡張を、3月にも公告する。同埠頭でのコンテナ取扱量増加を踏まえて拡張するもので、年内完成、年明けの供用を目指す。

 2009年に第3埠頭先端部にガントリークレーンが設置された釧路港では、年々コンテナ取扱量が増加。17年は2万3000TEU(1TEU=20コンテナ1個分)に達したため、18年度9月補正で予算を確保し、背後にあるコンテナヤードの800m²拡張に取り掛かった。工事は村井建設が1750万円で落札。この完成により、対応能力は1500TEU増えて2万7600TEUにアップする。

 しかし、19年の取扱量が2万6700TEUに上る見通しとなり、拡張後もすぐ限界に達する可能性が出てきたため、さらなる拡張に踏み切る。

 22日開会の定例市議会へ提出した18年度港湾事業会計補正予算案には固定資産購入費1億3050万円を盛り込み、ゼロ市債として発注する工事の限度額4億2723万8000円も設定する。

 拡張整備の対象は、第3埠頭中央部に位置する三ッ輪運輸の所有地1万4500m²。補正予算成立後すぐに売買契約を結び、工事発注手続きを進める。

 凍結深度を確保するため、全体を80cm掘り下げて45cmの厚さで路盤材を投入。その上に厚さ35cmのコンクリート舗装を施す。この拡張に伴いSOLAS条約に基づいて設置しているフェンス、監視カメラ、照明灯も備える。このうち本体工事は年度内公告を目指すが、フェンス、監視カメラ、照明灯の設置はそれぞれ4月以降に発注する。

 この拡張により対応能力は1万4500TEU増大し4万2100TEUとなる。釧路港のガントリークレーンは1基で6万4000TEUまで対応できるため、2基目の増設は当面ない。


関連キーワード: 港湾 物流 道東

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

満喫ひとり船旅!シングルプレミアムキャンペーン(2020年9月1日~2021年3月31日)
  • 北海道水替事業協同組合
  • 古垣建設
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

工事が順調に進展 仮称・苫小牧中央インター線
2020年06月16日 (2,408)
2人暮らしに最適な平屋提案 内池建設
2020年10月08日 (1,567)
若返る新さっぽろ(下)厚別区全体へ波及を
2020年10月02日 (1,403)
悲願の新天塩大橋完成 天塩、幌延町が見学会
2020年10月24日 (1,114)
若返る新さっぽろ(上)医療・教育施設が核
2020年09月30日 (1,106)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 「建築の聖地」メムメドウズの10年new

「建築の聖地」メムメドウズの10年
独創的な住宅が点在する次世代住宅研究施設が誕生して10年。世界的にも類を見ない建築群のこれまでと現在を追った。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第1回「街並みに調和する外壁の色」周囲と調和し、その建物も映える色を見つけたいところです。

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第193回は「酒豪」。お酒に強くても醜態をさらしてはただの飲兵衛。節度をもって周りと接してこそです。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第1回「行政書士ってどんな仕事?」雑多な手続きを一切合切担います。何でも相談してみてください。