北ガス 19年度設備投資は147億円

2019年04月27日 18時00分

本支管布設や経年管対策

 北海道ガスは2019年度、147億円の設備投資を計画している。天然ガスコージェネレーション施設の札幌発電所や新社屋建設などがあった前年度を9%下回る。本支管の布設や経年管対策など供給設備には21%増の69億円を充てる考え。北ガス石狩発電所電源設備増設の検討に入る。

 ガス導管の延伸営業は平年並みの20・8㌔を計画する。対象は1100戸。18年度は1604世帯を対象に約20㌔を布設した。30年度までに100億円余りを投資し、約330㌔を整備する計画だ。16―18年度で約50㌔を延伸した。

 26日に札幌市内で開いた会見で大槻博社長は「まだまだ都心や駅前でガス導管のない所があり、なるべく早く布設してガス化率を高めたい」と話した。

 グループ本社ビルに併設する札幌発電所は6月の運転開始を予定。北ガス石狩発電所は、電源設備2台を増設できるスペースが残っているため、「必要があれば19年度に方向性を見いだし、状況によって工事に着手するかもしれない」と説明。風力発電にも意欲を示した。


ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 古垣建設
  • 日本仮設
  • 北海道水替事業協同組合

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,381)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,254)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,225)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,115)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (832)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。