札幌市、地下鉄駅をリフレッシュ 10カ年で92億円

2019年05月28日 07時00分

 札幌市交通局は地下鉄駅リフレッシュの基本検討に入る。2021年度の着工に向け、スケジュールや費用を整理する。局内で方向性をまとめた後、6月にも検討業務を公告する。概算事業費は、28年度までの10カ年で約92億円を見込む。

 地下鉄開業から約50年が経過し、壁面、天井などの経年劣化が進行しているため、経過年数や駅の利用状況に応じてホームとコンコースを改修して清潔感がある、明るい駅を目指す。

 交通事業経営計画の実施期間である19年度からの10カ年の対象は、1971年に開業した南北線のうち高架駅を除く麻生―平岸駅間の12駅と、76年開業の東西線琴似―白石駅間内2駅の合わせて14駅。毎年2駅ずつ改修を予定する。

 基本検討は、各駅の改修内容や費用を整理し、老朽化の度合いなどを踏まえ、優先順位やスケジュールなどを想定する内容。6、7月ごろの発注を目指している。

 20年度は、21年度に施工する駅の実施設計を進める。対象は、最も古い南北線の北24条駅―平岸駅間から2駅程度を想定している

 工事は、各駅の運行に支障を来さないよう、ホームやコンコースの壁、天井の張り替えなどを進めていく。南北線大通駅と札幌駅は既にコンコースの改修を終えている。

 これら14駅の整備完了後は、東西線各駅のリフレッシュを本格化していく考えだ。


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