入札不調の清水沢ダム改修、分割発注へ

2019年06月15日 09時00分

 道企業局は、これまで2度にわたり入札不調となった清水沢ダム改修に向けて、工事を3分割して発注する方針を固めた。当初は一括して3カ年工事としていたが、3件に分けて単年度工事に変更し、毎年度1件ずつ発注する。2019年度は堤体下にある土砂吐きゲートの閉塞(へいそく)などを実施することとし、来週にも一般競争公告する予定だ。

 清水沢ダム改修は、老朽化に対応するため14年度から進めている清水沢発電所改修事業の一環で実施するもの。重力式コンクリートダムで、規模は堤体積が1万6000m³、貯水池の全容量が13万m³となっている。

 ダム改修は18年7月に初めて入札執行したが、予定価格超過で不調となった。工事は非出水期である10月―翌年3月の冬期間に進める必要があるが、再公告したとしてもこの期間内の施工が困難になったことから、同局は発注を19年度に延期していた。

 しかし、参加要件などを見直してことし4月に2度目の入札を執行したが、再び不調となった。同局では原因などを検証した上で、より多くの企業が入札に参加しやすくなるよう工事を分割し、単年度工事に変更することとした。

 工事は全部で10門あるダム越流部のうち8門を順次、仮締め切りしながら進める。19年度は製作中の締め切りゲート3門を据え付けた上で、堤体下まで通じる作業用道路を整備し、減勢工下流取り壊し、土砂吐きゲートの閉塞、地震計設置などを行う。

 20、21年度は堤体補修を計画している。表面を部分的に削って、新たなコンクリートを打設する工事で、打設量は合計で約1500m³を予定。これを2件の工事に分割し、各年度発注する。

 分割することで工事費は若干増え、全体で10億円程度となることが見込まれる。

(北海道建設新聞2019年6月11日付1面より)


関連キーワード: 北海道庁

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

航空写真や建設予定地の位置情報などを重ねて表示できる地図ベースの情報サービスです。
  • イイファス
  • 古垣建設
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

きのとや、札幌・清田に新店舗 完成は11月中旬
2019年06月08日 (2,782)
札幌駅南口再開発が始動 北4西3に超高層複合ビル 
2019年05月24日 (2,338)
地下鉄駅中心に半径400m 札幌市の中島公園周辺整備構想
2019年06月28日 (2,289)
札幌・発寒にスポーツ用品店 アルペンが入居
2019年06月24日 (2,018)
札幌西ICフル規格化 署名2万筆集め今夏から要望活動
2019年07月07日 (1,702)

連載・特集

連載 おとなの養生訓 new

おとなの養生訓
第163回は「Jカーブ効果」。お酒を 全く飲まない人やたくさん飲む人より 少量を飲む人の健康リスクが低くなる 場合があります。

連載 ルポ色丹島 北方領土ビザなし交流new

ルポ色丹島 北方領土ビザなし交流
開発の波が訪れつつある色丹島の状況を報告します。