大和ハウス工業(大阪市北区梅田3丁目3の5、芳井敬一社長)は、倶知安町山田のリゾート地区で宅地35区画の分譲を計画している。造成は三江開発に依頼し、着工。11月30日の完了を予定している。
1区画当たりの面積は330m²以上とし、年内の販売開始を目指して、価格を検討中。造成後にS造のモデルハウス2棟を新築する。規模は平屋延べ80m²と、2階建て延べ100m²。戸建て注文住宅のほか、複数区画の購入でコンドミニアムの新築、所有者の不在時に管理会社を通じホテルのように貸し出すなどの要望に応じる意向だ。
分譲地は倶知安町山田76の6で、施行区域は1万7556m²。ニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフのスキー場から東側方面に約2㌔の場所で、道道蘭越ニセコ倶知安線沿い。倶知安町の準都市計画区域内で景観地区の山田Ⅰ地区に該当し、建ぺい率40%、容積率200%で、13mの高さ制限や勾配屋根が設定されている。
同社は2030年北海道新幹線倶知安駅開業による分譲地の需要を見込み、今後も開発を検討する意向だ。