旭川市は9月10日、北彩都あさひかわ地区最後の2区画売却を一般競争公告する。対象は旭川市総合庁舎建て替え候補地の一つだった宮下通11丁目2と同12丁目1。10月ごろに現地説明会を開き、2020年3月に入札する予定だ。
JR旭川駅周辺の北彩都あさひかわ地区は、20区画からなり、これまで18区画を販売。現在は宮前2条1丁目2(1万7500㎡)の森山病院新築、宮前1条1丁目7(1550㎡)の賃貸マンション北彩都テラス新築が進んでいる。
今回販売するのは、宮下通11丁目2の3041㎡と同12丁目1[MAP↗]の7693㎡。近くには北彩都団地、ホテルラッソグランデ旭川などがある。
用途地域はどちらも商業地域で建ぺい率80%、容積率400%。想定価格は宮下通11丁目2が1億6000万円、同12丁目1が3億9000万円となっている。
公告に向けて最低基準価格や入札参加要件、開札までのスケジュールなどを調整中。市によると、既に10社近い事業者から問い合わせが来ているという。