恵庭市管工事業協同組合が発足し、10月から業務を開始する。漏水対応など水道の日・祝日の窓口業務を担い、市民サービスの向上を図る。
市内には任意団体の恵庭市水道協会があるが、市民サービスのさらなる向上を目指し、水道協会の会員が中心となって設立。1月15日に登記した。同協会は活動を継続する。
主な業務内容は、市民から日・祝日に寄せられる水道や水洗トイレの修理に関する問い合わせの窓口業務など。現在は協会の加盟各社が持ち回りで応じているが、10月から窓口を組合に一本化する。将来的には修繕対応や官公需適格組合の資格取得を目指す。
26日、役員6人が恵庭市役所を訪れ、原田裕市長に設立を報告。島田圭一理事長は「各社の体制を整えて、市民サービスの充実を図りたい」と意欲を示した。
原田市長は「市の水道は老朽化が著しく、更新工事をしていても漏水が発生している。組合の設立で、市民の要望により迅速に対応できることをうれしく思う」と激励した。
役員体制は次の通り。(敬称略、カッコ内は所属企業)
▽理事長=島田圭一(島田工業)▽副理事長=坂口由幸(坂口水道設備)▽理事=宮内光則(尾崎設備工業)、菊地幸博(けいしん水道設備)、本多龍次(本多技建工業)▽監事=野表武史(三共水道設備)