ホームセンター大手のコメリ(新潟市南区清水4501の1、捧雄一郎社長)は、仮称コメリパワー札幌北野店の新設を計画し、設計をアルファコートで進めている。2020年7月1日ごろの着工に向け、施工業者は同1月に見積もり合わせで決める見通しだ。完成は21年3月から4月ごろ、同5月の営業開始を目指す。
道が9日、北海道地域商業の活性化に関する条例に基づき計画概要を告示した。
建物はS造の2棟構成で、延べ1万2213m²。本館が平屋、延べ4982m²、売り場面積が4393m²で、資材館が2階、延べ7231m²、売り場面積2827m²を想定している。駐車場は平置き168台分、資材館2階部分に83台分を確保。1日当たり約5400人の集客を見込む。
建設地は札幌市清田区北野3条5丁目57の63[MAP↗]。厚別滝野公園通沿いで、敷地面積は1万8118m²。北広島市大曲に移転した第一貨物札幌支店があった場所で、既存建物の解体撤去が進む。
今後、建築確認申請を20年1月15日、大規模小売店舗立地法の届け出を同5月1日に予定する。
同社は18年3月、道内100店舗体制に向け、苫小牧市柏原にコメリ北海道流通センターを開設し、店舗オペレーションを統括する北海道地区本部も設けている。コメリパワーについては道内で函館西桔梗店、札幌発寒店、千歳店の出店を計画している。