コストコ 石狩湾新港に道内2店目を検討

2019年12月12日 16時30分

 会員制の倉庫型店舗を世界展開しているコストコホールセール(本社・米国)が、道内2カ所目となる出店の候補地として石狩湾新港地域を検討していることが11日、分かった。既に同社幹部は、工業団地を分譲する石狩開発(同・石狩)などと接触し、用地契約に向けて最終調整に入っているもようだ。売買に向けた準備が進み、現地では造成工事に着手している。来春にも作業を終える見通しだ。 

 出店候補地として造成工事を進めているのは、国道337号と国道231号が交差するジャンクションの近くの新港南2丁目100の1[MAP↗]で、敷地面積は約16・7ha。コストコホールセールは、このうち建設用地として約8haを取得するもよう。

 複数の関係者によると、ことし5月から数回、同社幹部が石狩市を訪問し、石狩開発など関係者らと、出店に向けた協議を進めてきた。候補地は特別業務地区であるため、店舗を建設するには、都市計画を変更する必要があり、来年早々にも市の都市計画審議会に諮問する動きが出ている。

 同社が国内に出店する倉庫型店舗は、現地法人のコストコホールセールジャパン(本社・神奈川県)が展開し、日本初の店舗は、1999年の福岡県久山町にある久山倉庫店。2019年10月1日現在では、東京都や千葉県などを含む26店舗が営業する。道内では08年に、札幌市清田区の札幌倉庫店が開業した。

 日本国内での出店条件として、半径10㌔の人口が100万人以上などを設定。石狩市は札幌市に隣接しており、商圏として条件を満たすことから候補地に挙がったとみられる。

 周辺では、スーパーホテルが20年3月開業に向けて準備を進めているほか、イオン北海道が大型の物流施設新設を計画。石狩湾新港地域は、港湾を中心とする物流拠点に加え、商業という新しい一面を持ち始めようとしている。

(北海道建設新聞2019年12月12日付1面より)


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