2019年3月に形成したさっぽろ連携中枢都市圏の12市町村は「さっぽろ圏移住ガイド」を作製した。まちの特徴や魅力、暮らしやすさを伝え、道外から札幌圏への人口流入を促す。
人口集中が進む首都圏在住者に向けたもので、各自治体の基本情報をはじめ、首都圏との生活・アクセス環境の比較や移住者インタビュー、移住までの流れなどを紹介している。
各市町村の移住担当部署や札幌市の東京事務所、札幌UIターン就職センターなどで配布。札幌市のホームページにも掲載している。
18日には、東京都内のベルサール八重洲で北海道さっぽろ圏移住フェア2020を開く。12市町村の担当者が相談に応じるほか、移住経験者による座談会を企画。仕事や住まいの相談ができるブースも設ける予定だ。
札幌市まちづくり政策局の石田真樹広域連携担当課長は「ガイドやフェアが札幌圏への移住に興味を持つきっかけになれば」と期待している。
(北海道建設新聞2020年1月16日付10面より)