道教育庁の2020年度道立学校施設整備箇所が明らかになった。札幌西高や江別高など10校で校舎の大規模改造に着工する。旧小学校舎を改修し、仮称・苫小牧地区特別支援学校を新設する。(整備箇所4面に)
20年度の教育予算のうち施設建設事業費は前年度を24・4%下回る90億6542万円だった。高校と特別支援学校の大規模改造に56億8338万円を計上している。政府が新型コロナウイルス対策で20年度2次補正予算に計上した地方創生臨時交付金は含んでいない。
大規模改造は、継続やトイレ改修、煙突改修などを含め119カ所で実施する。19年度に校舎の大規模改造に着工した芦別高や札幌工高など11校は引き続き工事を進め、20年度内の完成を目指す。新たに校舎に着工する10校は21年度に完成する予定だ。
仮称・苫小牧地区特別支援学校新設は、3月に閉校した明徳小を活用して21年4月に開校する。工事内容は今後検討していくが、普通教室から特別支援教室への転換に必要な工事のほか、エレベーター設置やトイレ改修などの内部改修が想定される。
(北海道建設新聞2020年6月30日付1面より)
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北海道建設新聞2020年2020年6月30日付4面では、整備内容ごとの対象施設をまとめた施設整備箇所を掲載しています。
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