旭川市は、9月にも北彩都あさひかわ地区最終区画の売却を一般競争公告する方針だ。対象は3月の入札で不調に終わった宮下通12丁目1で、公告内容は最低基準価格の変動を除いて前回に準拠する見込み。10月の現地見学会、12月までの入札を想定している。
JR旭川駅周辺の同地区は、全20区画中19区画の販売を終えている。
残る1区画となる宮下通12丁目1は、宅地7694m²で用途地域が商業地域。不調対策で分割売却も検討したが、1区画として一般競争入札することにした。
前回の最低基準価格は3億8970万円。市は、不動産鑑定士など土地評価の第三者委員会に諮問した後、最低基準価格を再設定して公告する。委員会は8月上旬までに開く見通しだ。
お盆前に市のホームページで公告し、事前周知する。
(北海道建設新聞2020年8月3日付2面より)