ニセコ・アビエーションが倶知安に「空の駅」

2020年09月15日 10時00分

滑走路やターミナルビル整備 農業や観光を活性化へ

 航空機レンタルなどを手掛けるニセコ・アビエーション(倶知安町山田190の6、星川和章社長)は、倶知安町内の農地に仮称くっちゃん「空の駅」新設を構想している。滑走路800mやターミナルビルを整備する計画だ。

空の駅の完成予想図。地域農業や観光の活性化を図る

 小型プロペラ機が発着可能な離着陸場とする方針。ニセコ倶知安エリアの農産物を輸送する物流機能や空撮事業などの商工機能を持たせ、地域農業と観光業のさらなる活性化を狙う。

 土地面積は10万m²となる見込み。ターミナルビルは管制機能や待合室のほか、地元の食材を提供する飲食店、農産物の直売所が入る予定だ。滑走路は芝生を敷き詰めて延長800m、幅25mを想定する。

 敷地内には小型プロペラ機4機を収納できる格納庫や、屋外駐車場50台分を確保したい考えだ。

 同社の担当者は「アイデア段階のため着工・完成時期などは決まっていない」とした上で、「今後町や周辺農家の理解を得ながら計画を進めたい」と話している。

(北海道建設新聞2020年9月12日付2面より)


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