ジャパン・リニューアブル・エナジーが新設を計画
ジャパン・リニューアブル・エナジー(東京都港区六本木6丁目2の31、中川隆久社長)は、洋上風力発電事業の仮称・石狩湾オフショアウィンドファーム新設を計画している。石狩と小樽両市の沖合、石狩湾洋上約4万3000haをエリアとし、最大105基の風力発電機で100万㌔㍗の出力を予定している。着工時期や設計、施工者は未定だ。
11日公表した計画段階環境配慮書によると、発電の単機出力は9500―1万4000㌔㍗で、ブレードは3枚、ローター直径は164―220m程度、ハブ高さは107―180m程度。基礎はモノパイル式か重力式、ジャケット式の着床式。変電施設と送電線を整備し、北電に系統連系する。
工事スケジュールは、石狩湾沖が再エネ海域利用法で事業実施想定区域のある海域への促進区域指定を想定していることから、決まっていない。
(北海道建設新聞2020年11月12日付2面より)