20年度内開通へ急ピッチ 函館新外環状道路空港道路

2020年11月21日 10時00分

函館開建が報道機関向けに現場公開

 函館開建は12日、2020年度内の開通を目指し急ピッチで進められている函館新外環状道路空港道路の施工現場を報道機関向けに公開した。事業に対する理解を深めてもらうほか、報道を通じた市民への周知などを図るのが目的で、整備効果や技術面などの疑問に答えた。

河崎所長(左から2人目)が整備効果や技術面の工夫などを解説した

 延長約10㌔の地域高規格道路である同路線は、14年度に函館IC―赤川IC間2・4㌔が開通。現在は赤川IC―函館空港IC間7・6㌔を施工中だ。橋梁などの作工物や改良工事はほぼ完了し、路盤や舗装、電気設備、標識関連の作業を残すのみとなっている。

 この日は函館空港IC、日吉IC、赤川ICの3カ所を公開。函館道路事務所の河崎拓実所長が整備概要や期待される効果などを解説した。

 河崎所長は整備効果について「函館新道や函館江差自動車道との高速ネットワークがつながる」と述べ、観光地へのアクセス改善による周遊観光の普及が期待できるとした。

 また、市民生活では道道函館上磯線(産業道路)の混雑により「救急車が渋滞に巻き込まれるケースもある」といった課題があることを紹介。混雑緩和や定時性確保などのメリットも挙げた。

 工事の工夫としては、全体を通して大量の土砂を用いた土工が必要だったことから、スムーズに終わらせるための調整に力を入れたと強調。このほか、全ての現場でドローンによる測量やマシンコントロール機能を搭載した建設機械などICTを導入したことも示し、効率的で精度の高い作業を実践していると説明した。

(北海道建設新聞2020年11月16日付8面より)


関連キーワード: 国交省 渡島 道路

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

株式会社クリエイター
  • web企画
  • 川崎建設
  • 東宏

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

自動運転車と鉄道を併用 第二青函トンネルJAPIC...
2020年11月05日 (8.3k)
ニトリが石狩湾新港に物流施設新設...
2020年11月06日 (1.8k)
工事が順調に進展 仮称・苫小牧中央インター線...
2020年06月16日 (1.6k)
20年度内開通へ急ピッチ 函館新外環状道路空港道路...
2020年11月21日 (1.5k)
霧立峠トンネル掘削進む...
2020年11月10日 (1.4k)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 空き家で拓く未来

空き家で拓く未来
道内の空き家を巡る状況が変化している。少子高齢化で今後も増える空き家をどう扱うか。未来への手掛かりを探った。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第2回「赤は目立たない色?」図面や変更指示書を作成する際は、色だけに頼らない工夫や電話での確認が大事です。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第2回「一万超の許認可が主戦場」前職の経験などを生かしそれぞれの行政書士が得意分野を持って業務に当たっています。

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第195回は「オフィスでの感染対策」。マウスやキーボードの消毒や、室内の換気をこまめに行いましょう。