北見市は4日、新庁舎1、2階の窓口業務を開始した。開庁式では辻直孝市長ら関係者がテープカットし、市民交流や中心市街地のにぎわい創出拠点となる新たなランドマークの誕生を祝った。3階以上に入る部局は12日から執務を始める。
大通西3丁目に完成した新庁舎はSRC一部S造、地下1地上7階、延べ1万7213m²の規模で、総事業費約118億円を投じた。1、2階は市民利用が多い窓口と関連部署、3階から5階は都市建設部や農林水産部などを配置。6階は議場、地下1階と7階は機械室となっている。
あいさつで辻市長は、事故なく無事完成したことに感謝の意を表し「開庁を市民と共に喜びたい。人が集いにぎわい、中心市街地活性化につながる地域交流拠点となることを願っている」と期待した。
(北海道建設新聞2021年1月5日付2面より)