浦幌町は新築中の認定こども園の愛称を「ニコニコこども園」に決めた。愛称決定選考委員会は「子どもたちの笑顔を思い浮かべる明るい響きで、子どもから大人まで覚えやすく親しみが持てる」と評価している。
浦幌幼稚園としらかば保育園の老朽化対策と、教育・保育一貫提供に向けて4月に開園予定。東山町3の1でW造、平屋、延べ1901m²の園舎を新築している。正式名称は、昨年12月の第4回定例町議会で浦幌町認定こども園に決定した。
愛称は町民を対象に昨年9―10月に募集し、27個人、1団体が計45点を応募。保護者らによる投票で5点まで絞った後、水沢一広町長や教育・保育関係の担当者らで組織する選考委が選定した。
命名者は、町、町民、地域おこし協力隊員が連携して取り組む地域活性化事業「うらほろスタイル」で立ち上げた、子どもの想い実現ワークショップ。2018年度に当時の浦幌中3年生が提案した町の活性化策に盛り込んでいた愛称を応募した。水沢町長が12月23日、役場庁舎でワークショップの高室智全座長に記念品を贈った。
園舎新築は昨年5月19日に着工し、主体を萩原建設工業・北原建設・宮本建設共同体、電気を竹田電気・浦幌電気・飯田電気共同体、機械を笹原商産・浦幌設備共同体、外構その1、同2をサクシン・フクタ共同体、同3を宮本建設で施工中。設計・監理は岡田設計が担う。
内装を施工中で、進捗率は8割程度。外構は12月18日に終えた。2月26日の全工程完成を目指している。
(北海道建設新聞2021年1月14日付7面より)
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