バイオガスプラント3基目新設 鹿追町が21年度に調査開始

2021年01月25日 10時00分

 鹿追町は2021年度、3基目となる集中型バイオガスプラント新設に向けて建設地などの調査に入る見通しだ。乳牛の飼養頭数が増加する中で北鹿追、笹川、東瓜幕地区を対象に家畜ふん尿の適正処理を進める。総事業費28億円を投じた瓜幕のプラントを上回る規模を想定。時期は未定だが、早期の着工を目指す。

瓜幕のプラント。これを上回る規模を想定する

 町が設置した集中型プラントは中鹿追(処理能力1日当たり94・8㌧)と瓜幕(同210㌧)の2基が稼働中。基幹産業である農業の生産性向上と、町が進める脱炭素社会の形成に向けた重要な施設と位置付けている。中鹿追ではエアウォーター(本社・大阪)や鹿島(同・東京)などによる水素サプライチェーン実証事業も展開されている。

 乳牛の飼養頭数増加に伴い、農家から要望が出ていたことを受け、3基目の建設を構想。送電線の空き容量不足に対応するため国が準備を進めるノンファーム型接続の申し込み開始をにらみ、建設地などの調査に入る方針を固めた。

 町としては最後の集中型プラントになる見通しで、施設の完成により計算上、町内全世帯の8割の電源を賄うことが可能になるという。概算事業費の算出などマスタープランを策定していて、年度内にまとめる予定だ。

(北海道建設新聞2021年1月22日付9面より)


関連キーワード: エネルギー 十勝 畜産

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

再開発マップ(札幌版)
  • 東宏
  • 川崎建設
  • 古垣建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

ダクタイル鋳鉄管データ不正 十勝管内にも影響...
2022年01月14日 (5,434)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想...
2021年01月13日 (3,513)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (3,373)
「アイアンショック」の足音 鋼材高値、リーマン前に...
2021年07月15日 (3,207)
冬季は除雪オペレーター 谷組が女性従業員3人を通年...
2022年01月16日 (2,712)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第223回は「感染第6波」。ワクチンの追加接種が広がるまで、対策徹底を。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第16回「吉祥文様で良い一年を」。縁起の良い模様に背中を押してもらうのはどうでしょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第15回「事業拡大と補助者制度」自分以外でもできる仕事を人に任せながら、事業拡大について考えています。