日本エスコン、札幌中心部でマンション開発へ

2021年02月02日 10時05分

 日本エスコン(東京都港区虎ノ門2丁目10の4、伊藤貴俊社長)は、札幌中心部でのマンション新築や郊外の不動産開発を推進する考えだ。2030年の北海道新幹線札幌延伸をにらみ、沿線地域の不動産開発も視野に入れている。

 同社は分譲マンションや戸建て住宅、商業施設、物流施設、ホテルなど、全国で幅広く不動産事業を展開。道内では、16年にススキノでのビジネスホテル開発に取り組んでいるほか、19年にJR琴似駅近隣の商業施設「コルテナⅠ」を取得。北広島市内では、ボールパークやJR北広島駅西口の再開発に携わるなど、存在感を強めている。20年9月に北海道支店を開設した。

 伊藤社長は「首都圏周辺での商業施設開発など、郊外地域に密着した展開に軸足を置いている」と開発方針に言及。道内でも札幌中心部でのマンション開発に加え、郊外での開発に力を入れる考えで、用地取得などの協議を進めている。

 札幌市外については、30年の北海道新幹線札幌延伸を見据え、「新幹線が通る函館から札幌にかかるエリアに魅力を感じている」とし、ニセコでのホテル・コンドミニアム開発、函館での不動産開発にも興味を示す。

 この記事は北海道建設新聞2021年2月2日付2面に掲載。日本エスコンの伊藤貴俊社長のインタビューは同日付1面に掲載しています。本紙のご購読についてはこちらのページからお問い合わせ下さい


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