学校法人札幌学院大学(江別市文京台11、井上俊彌理事長)は12日、新札幌キャンパス竣工・落成式を開いた。同法人や工事関係者ら50人が出席し、新たな学びやの完成を祝った。
新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクトの一環。青少年科学館西側に位置する厚別区厚別中央1条5丁目のG街区3・9haで、同大分校舎と学校法人滋慶学園の札幌看護医療専門学校を新築した。
井上理事長は「これからこの校舎に魂を吹き込み、立派な学生を育てたい」と意気込んだ。設計施工を担当した大成建設の平島信一札幌支店長は「学生たちは自分たちが通った学校を一生忘れない。そのような施設の建設に携わらせてもらったことに感謝している」と述べた。
RC・S造、6階、延べ1万2700m²の規模。4月の開校を予定し、専門学校と合わせて約2200人の学生が集まるとされている。札幌副都心開発公社の中塚宏隆社長は「ここは市内で2番目に高齢化が進む厚別区。期待を込めて歓迎する」と話している。
(北海道建設新聞2021年3月13日付2面より)