複合商業施設に直交集成材活用へ 新得町JR駅前再整備

2021年06月09日 10時00分

 新得町は、JR新得駅前[MAP↗]再整備として2023年度に新築する複合商業施設の外観や内装に直交集成材(CLT)の活用を検討している。地元産業の林業と鉄道を象徴したデザインとし、ビジネス客や観光客に町の魅力をアピールする。木材は町内で調達する考え。総事業費は8億2800万円を試算している。

林業と鉄道の町をイメージした複合商業施設の外観

 複合商業施設はRC造、2階、延べ1800平方㍍の規模で、外装と内装に木材を取り入れる。外壁はCLTパネルを縦に設置し、鉄道の枕木を表現する。低層部は積雪の影響を考慮してRCの立ち上げなどを検討。樹種はトドマツとカラマツで、町内業者から調達する見込みだ。詳細は技術面や維持管理コストを勘案して概略設計で決める。

 駅前再整備では複合商業施設のほか、駅の北側に宿泊温浴施設の整備を計画している。客室28室を備える3階建ての建物で、最上階には周辺の山と鉄道を見渡せるテラスの設置を検討。宿泊者以外にも開放し、休憩やイベント開催での利用を想定する。

 複合商業施設と宿泊温浴施設は公設民営で25年度の開業を予定。町商工会が出資して設立した新得タウンマネージメント(新得町本通南1丁目23、竹浦隆社長)が指定管理者として運営する見込みだ。

 駅前広場ロータリーなどの土木工事は、新築に先立って22年度に実施設計と施工を進め、23年度に供用開始を予定。全体事業費は32億円を見込む。

(北海道建設新聞2021年6月8日付9面より)


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