上士幌で21年ぶりにホテル開業 

2021年07月07日 12時00分

ルイス・ミッシェルの「カミシホロホテル」

 ルイス・ミッシェル(上士幌町上士幌東3線244の7、丸山勇雄社長)は2日、4日の開業を前に「カミシホロホテル」のオープニングセレモニーと内覧会を開いた。上士幌町市街地の上士幌交通ターミナルから徒歩約5分に立地。町内では21年ぶりの旅館・ホテルの開業となる。シェアオフィスや観光施設と連携し、ワーケーション利用の促進を目指す。

町内でのワーケーション促進が期待される

 コンセプトは「便利なホテル」。タブレットを使ったスマートチェックインを採用し、玄関と客室は顔認証システムで解錠できる。吹き抜けのラウンジには15席を設けた。2階は二重床にして防音性を高め、ワーケーション利用に配慮。構造材は道産のカラマツとトドマツを用いた。

 W造、2階、延べ353m²の規模。駐車場は6台分を設けた。客室は全てシングルで、1階6室、2階9室の計15室を用意した。客室は宅配ボックス付きで、荷物や軽食が届くとランプが点灯して知らせる。宿泊料は1人8800円(税込み、朝食付き)から。

 設計は山田伸彦建築設計(本社・東京)、施工はイチエイ山田建設が担当した。建設地は東3線237の30。

 セレモニーには丸山社長や竹中貢町長らが出席。丸山社長は「既に貸し切り利用の要望がある。ワーケーションや町内視察など多様なニーズに応えたい」と話していた。(帯広)

 (北海道建設新聞2021年7月6日付9面より)


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