歩行者空間直結案に投資意欲 真駒内駅前の市場調査で

2021年07月16日 10時00分

札幌市が結果を公表

 札幌市まちづくり政策局は、真駒内駅前地区のまちづくりに関するサウンディング型市場調査の結果を公表した。作成を進めている2つの土地利用計画案のうち、駅直結化によるにぎわい創出の期待、利便性向上、歩行環境改善などの点で、駅と街区を隔てる平岸通を迂回し、歩行者空間を直結する案の方が望ましく、投資意欲が高かった。

 民間事業者との対話を通し、真駒内駅前地区の各街区に関する市場ニーズなどを把握するため、4―5月にヒアリング。総合建設、開発・不動産、商業など12事業者が参加した。

 計画案では、駅前から西側に向かって複合開発ゾーン(A街区)、公共ゾーン(B1街区)、健康・文教ゾーン(B2・C街区)と整理。A街区は商業、マンション、医療など多様な用途導入の可能性があり、開発規模は商業が1万m²程度、住宅が一度の供給で100戸程度とする意見が多かった。

 また、交流広場については、商業施設と連携することでよりにぎわいが創出されるため、一体的に整備できる可能性があるとし、A街区施設へのバス待合空間の取り組みは利用者の利便性が向上し、施設側にもメリットがあるといった声が寄せられた。

 B2・C街区の用途はクリニックモール、フィットネス、福祉、教育施設など特色や目的性の高い用途が望ましいといった意見があり、方向性はどの事業者も同じだった。

 今後は、これら調査結果を踏まえて土地利用計画案の検討を進める。年内にも仮称・真駒内駅前地区まちづくり計画案をまとめ、年度内の策定を目指している。

(北海道建設新聞2021年7月15日付12面より)


関連キーワード: さっぽろ圏 まちづくり

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 古垣建設
  • 川崎建設
  • web企画

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

旭川大学公立化 名称は「旭川市立大学」に
2022年01月18日 (4,187)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (3,279)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,756)
おとなの養生訓 第44回「肥満と発汗」 皮下脂肪が...
2014年04月25日 (1,656)
おとなの養生訓 第126回「なぜ吐くのか」 空腹時...
2017年12月22日 (1,505)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 本間純子
いつもの暮らし便 new

本間純子 いつもの暮らし便
第23回「夏の音」。虫の声は日本語が母語の人だけの音楽会。聞きたい放題、無料です。

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第236回「コロナと換気」。外気を取り入れてウイルスを排除しましょう。

連載 旭大公立化
まちづくりの行方
new

旭大公立化 まちづくりの行方
23年の公立化を控え市内の不動産業者が反応、分校舎の立地にも注目が集まっている。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第21回「導入進む『メンター制度』」相談できる相手がいれば、経営者も自身を持って経営判断できるようになります。