丸井今井函館店、再開発へ

2021年11月10日 20時00分

三越伊勢丹、大手デベロッパー数社と接触

 三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区新宿5丁目16の10、細谷敏幸社長)は、グループの丸井今井函館店の再開発検討に着手しているもようだ。全国的に分譲マンションを手掛ける大手デベロッパー数社と接触。百貨店とマンションで構成する複合ビルなどの提案を受けているという。

築50年が経過する丸井今井函館店

 同HDが10日に公表した2022―24年度の中期経営計画では、周辺環境などに応じ、保有する店舗をホテル、レジデンス、オフィスなどの機能を持つ複合ビルとして再開発することを視野に入れている。10年後の営業利益500億円程度を目指していて、24年度ごろから不動産投資を本格化させる見通しだ。道内では函館店のほか、丸井今井札幌本店や札幌三越がある。

 再開発を検討する丸井今井函館店(RC造、地下1地上7階、延べ2万5497m²)は、1969年に建設。函館市本町6の2の敷地約4000m²に位置する。北側には商業・マンションの複合ビル「シエスタ ハコダテ」がある。


関連キーワード: 再開発 渡島

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • 北海道水替事業協同組合
  • 東宏

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,401)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,304)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,283)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,089)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (993)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。