宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村)の2021年度第3四半期末(4―12月)業者別委託受注実績が本紙集計でまとまった。118者が384件、前年度同期比6.8%減の37億163万1818円を受注した。業者別では17件、2億1145万円を受注したパブリックコンサルタントが首位を維持している。
開札結果を税抜きで集計した。20年度末に発注した翌債や年度末契約などは全額、多年度国債は21年度発注分を計上した。共同体は出資比率に応じて配分している。
業者別に見ると、パブリックコンサルタントは第3四半期(10―12月)に、稚内建管発注の事業課管内道路事業現場技術その2と枝幸音威子府線防安146地方道構造物設計を受注した。ドーコンは第3四半期に豊富浜頓別線総合18地方道地質調査その2を請け負い、13件、1億8317万円で2位につけた。3位は12件、1億4929万円を受注した日本データーサービスだった。管内勢の最高位は北辰建設コンサルタントの7位だった。
管内業者は11.4%増の2億8206万円を受注。シェアは7.6%で1.2ポイント拡大した。管外の道内業者は9.9%減の30億590万7000円を受注。シェアは81.2%で2.7ポイント縮小した。道外業者は7.5%増の4億1366万4818円を獲得。シェアは11.2%で1.5ポイント拡大した。