受注横ばい、180億円 堀口組が首位維持
留萌管内土木3官庁(留萌開建、留萌建管、留萌振興局農村振興課)の2021年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。83者が273件、180億9400万9000円を受注。前年度同期に比べ業者は4者、件数は18件それぞれ減少した。金額は0.1%増と横ばい。首位は堀口組が維持している。
地域別では、管内業者46者が205件、1.3%減の141億3123万5000円を受注。管外の道内業者28者は52件、34億8553万2000円で4.3%伸び、道外業者9者、16件は17.5%増の4億7724万3000円だった。
シェアは、管内業者が78.1%で1.2ポイント縮小。管外の道内業者は19.3%と0.8ポイント増え、道外業者は0.4ポイント増の2.6%を占めた。
上位3者の順位は上半期(4―9月)から変わらない。首位の堀口組は10月に古丹別川大規模特定河川3工区(建管)を受注し、件数17件、受注額29億991万9000円とした。堀松建設工業は第3四半期(10―12月)に新規受注はなかったが2位を維持。3位のハラダ工業は、苫前小平線総合B地方道仮道(建管)を10月に落札し10件、10億9658万となった。
上位20者で順位を上げたのは、初山別土建が2件積み増して14位から12位、橋場産業が1件増で20位から19位となっている。