札幌近郊での記録的大雪への対応
札幌開建は今冬の札幌近郊での記録的大雪への対応として、所管する河川敷での雪堆積場拡大などについて札幌市、江別市と合意した。
同開建が管理する河川の高水敷は自治体と協議の上で雪捨て場として運用されているが、例年を上回る積雪で両市が受け入れ量の増加を要請。札幌市では9日時点での雪堆積場への搬入量が大雪に見舞われた2012年度と同程度の約1350万m³に上っている。
札幌市は豊平川南7条大橋上流右岸の約2万2000m²を新たな雪堆雪場とし、さらにこれまで運用していた雪堆積場を含め堆積高を従来の築堤高から、安全面に十分に配慮した上でプラス3mまで可能とする。
江別市では石狩川新石狩大橋上流左岸の約1万5000m²を新たに堆雪場として活用する。
追加した雪堆積場の利用は、融雪出水対応や河川管理の側面から5月31日までとしている。