初弾8件を24日公告 1定で17億円追加設定
札幌市下水道河川局は、2022年第1回市議会定例会でゼロ市債に限度額17億円を追加設定し、工事19件、委託5件を発注する予定だ。管路整備の延長は7480m。工事の初弾は新川処理区南9条西8丁目ほか、厚別処理区厚別中央1条7丁目ほかと総合評価一括審査Ⅰ型6件の計8件で24日の一般競争公告を見込む。委託は事業損失防止調査5件となっている。
工事の内訳は、下水道施設再構築の改築が12件(管更生8件、開削4件)、下水道施設再構築のその他(地元要望や道路事業に伴う工事)が開削5件、下水道施設の災害対策が2件(開削、推進各1件)となっている。
発注別方式では、総合評価が10件(一括審査Ⅰ型6件、実績評価Ⅰ型2件、Ⅱ型1件、地域貢献Ⅰ型1件)で、成績重視3年型が1件、制限付き一般競争が8件とする。
工事は全て週休2日試行対象とし、うち13件はフレックス方式(余裕期間制度)を採用する考えだ。
初弾8件のうち一括審査型の6件は、いずれも管更生で下水道B等級を対象とする。
このほど公表した発注見通しでは、金額区分を3000万円以上7000万円未満と設定。工期は210日間をみている。
厚別処理区の月寒東3条19丁目ほかは管径250―300㍉、延長519m、東部処理区月寒東2条18丁目ほかは管径250―400㍉、延長469m、東部処理区月寒東1条18丁目ほかは管径250㍉、延長527m。
手稲処理区屯田8条3丁目ほかは管径300―500㍉、延長472m、創成川処理区北27条東8丁目ほかは管径200―500㍉、延長457mとし、手稲処理区曙3条2丁目ほかは管径300㍉で、延長486mの管更生と延長2mの開削に取り組む。
金額区分1億円以上2億5000万円未満の南9条西8丁目ほかは下水道A1等級、厚別中央1条7丁目ほかは下水道A2等級を対象とする。
南9条西8丁目ほかは管径300―600㍉で、管更生1137mと開削110mを施す。工期は330日間、総合評価実績評価Ⅰ型を採用する予定だ。
厚別中央1条7丁目ほかは、管径250㍉の開削43mと管径250―300㍉の推進198mに取り組む。総合評価実績評価Ⅱ型とし、工期は240日間とする。
いずれも3月上旬の開札を予定する。