工事6施設と設計5施設
札幌市都市局は2022年度、災害時などの天井脱落防止を図る市有建築物特定天井対策で、3カ年工事となる教育文化会館など6施設の工事と、札幌エルプラザなど5施設の設計を計画している。22年度予算案に事業費2億3800万円を計上した。
計画的修繕の保全推進事業と併せ、15年度から市有建築物の特定天井対策を推進。21年度末までに札幌コンサートホールKitara、生涯学習総合センターなど5施設が完了する。
工事6施設のうち、札幌市民ギャラリー、大倉山ジャンプ競技場、西温水プール、夜間急病センターは単年度での整備を計画。青少年科学館は23年度までの2カ年、教育文化会館は24年度までの3カ年とする考えだ。
設計5施設を見ると、札幌エルプラザ、厚別温水プール、札幌市民ホール、札幌コンベンションセンターは22年度に設計着手。中央保健センター・中央健康づくりセンターは21年度からの継続で、22年度は修正設計に取り組む。