22年度は実施設計予定 26年度事業完了目指す
留寿都村は、留寿都浄化センターなど下水道処理施設の電気設備更新を計画している。2022年度予算案に実施設計費を計上予定で、順調に進めば23年度に監視制御盤などに着工する。26年度の事業完了を目指し、総事業費は4億5000万円を試算している。
終末処理場の留寿都浄化センターは、留寿都91の敷地1万2200m²にある。RC造、地下1地上2階建てで、留寿都市街地と泉川地区のリゾート施設周辺区域を対象とする。オキシデーションディッチ方式で、1日当たり1400m³の処理能力を持つ。
04年の供用開始から20年近くが経過したため、19年度に策定した下水道ストックマネジメント計画に基づき、監視制御盤や計装用電源設備を中心に更新する見込みだ。
このほか、村内に15カ所あるマンホールポンプの電気設備も順次更新する考え。
工事を年度ごとに発注するかなど詳細は、22年度に予定する実施設計を進めながら検討する。