住民センター解体し跡地に建設
共和町は2022年度、仮称・国富地区防災センターの新築を計画している。国富地区住民センターを解体し、跡地に建てる。早ければ4月に解体に入る。22年度予算案に一連の工事費など6億1556万3000円を計上した。
国富31の1の国富地区住民センターはW造、2階、延べ518m²の規模。1976年に建設した。
町は国富地区住民センターのほか、宮丘地区寿の家、梨野舞納地区住民センター、前田地区寿の家の町民文化系施設4施設について、老朽化が進行しているため今後の在り方を検討している。
仮称・国富地区防災センターはRC造、平屋、延べ640m²の規模。創建社が実施設計を担った。原子力防災対策強化のため、放射線防護機能を備えた施設にする。
本体、解体ともに指名競争入札で施工業者を選定。解体は5、6月ごろに終えるもようで、その後、単年度で新施設を建設する。23年度に外構を予定する。
宮丘地区寿の家、梨野舞納地区住民センター、前田地区寿の家は地域住民の意見などを聞きながら、建て替えも視野に今後の在り方を検討する。