新たな玄関口誕生 当別町でロイズタウン駅が12日に開業

2022年03月11日 15時00分

完成記念式典で地域の活性化期待

新たな玄関口誕生を祝う島田社長(左)、山崎社長(中央)、後藤町長

 当別町は10日、西当別コミュニティセンターでJR札沼線ロイズタウン駅の完成記念式典を開いた。町とロイズコンフェクト(本社・札幌)による請願駅。山崎泰博社長は同社ふと美工場従業員の利用に加え、「秋に完成するミュージアム、見学工場にお客さんを誘導するようPRして利用者を増やしたい」と述べた。駅は12日に開業する。

 あいの里公園駅と石狩太美駅の間、当別太1225の9に設置した。JR北海道の在来線で20年ぶりの新駅誕生。ふと美工場をイメージしたデザインを取り入れた。

 JR北海道が駅舎建設など、町が軟弱地盤対策などをそれぞれ発注し、2021年春に着工。22年度は町が駐車場や駐輪場といった駅前広場の整備を進め、年度内の完了を目指す。

 式典で後藤正洋町長は「ロイズコンフェクトが新設費用を負担し、JRが駅舎建設、町が駅前広場整備とスクラムを組んで実現できた。定住人口や交流人口の増加に期待している。このチャンスを生かし、魅力あるまちづくりを進めたい」とあいさつした。

 山崎社長は「当別町の人口増加に寄与する駅になると思う」と話し、JR北海道の島田修社長は「新たな人の流れを生み出す拠点として、地域交流の活性化につながってほしい」と期待した。

 あいさつや事業概要の説明後、現地でテープカットして完成を祝った。


関連キーワード: JR北海道 さっぽろ圏

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 東宏
  • 北海道水替事業協同組合
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,385)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,272)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,251)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,098)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (918)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。