アルファコートが計画 3年5月以降に着工へ
アルファコート(本社・札幌)が計画する北見市中央大通沿道地区の第一種市街地再開発は、2023年5月以降に着工する見通しだ。中央大通東側のA街区に構想する分譲マンションは延べ約7900m²、業務施設は延べ約5600m²の規模を見込む。6月にも施行認可申請をし、認可後に実施設計に取り掛かる考え。
北見市が18日に開いた再開発事業に関する説明会で、同社の担当者が現時点の事業概要やスケジュールを明らかにした。
中央大通沿道地区第一種市街地再開発は施工区域約1・6haで、同社が個人施行者として実施する予定。整備するのは分譲マンションや業務施設、福祉施設などで総延べ床面積は約1万9600m²。総事業費に65億円を試算している。
基本計画によると、中央大通東側のA街区に、分譲マンション(延べ7900m²)をはじめ、業務施設(延べ5600m²)や福祉施設(延べ2400m²)、休日夜間急病センター(延べ1400m²)の配置を構想。西側のB街区には自走式立体駐車場(延べ2300m²)を設ける見通しだ。
分譲マンションと福祉施設を整備することで、幅広いまちなか居住者を増やすとともに老朽化した業務施設の更新と集約に併せて都市機能の充実を図る。高度医療拠点に隣接する立地を生かし、休日夜間急病センターを一体的に整備する。
今後のスケジュールは次の通り。
▽事業計画=4―6月▽都市計画決定=5月▽施行認可申請・認可=6―7月▽実施設計=施行認可後―23年3月▽建築確認申請=23年1月―3月▽着工=23年5月以降