道内の若手経営者を育成する北海道経営未来塾が、第7期生を募集している。定員は30人程度。今年度の講師にはニトリホールディングスの似鳥昭雄会長や菅義偉前首相らを予定する。応募書類は20日必着。

　同塾は北海道商工会議所連合会や札幌商工会議所などでつくる実行委員会が2016年に開講した。塾長は特別顧問としてニトリの躍進を支えた経験を持つ未来経営研究所(本社・札幌)の長内順一社長が務める。

　塾生は「小規模企業から大規模企業への成長法則を学ぶ」という目的のもと、会社を大きく成長させたトップ経営者らと接することができる。基調講演やグループ講座、経営実務講座などが計画されている。

　期間は5月から22年3月まで。募集基準は45歳以下が目安で、従業員がおおむね20人以上の企業で経営的役割を担うか、近い将来に事業承継を予定する人物だ。受講料は年30万円(税込み)。応募者は入塾志望動機や北海道の将来、自社のビジョンに関する小論文を踏まえて選ばれる。

　申し込み・問い合わせは札幌商工会議所の会員組織部会員サービス・広報課、電話011(231)1318まで。