1900mに5.8億円
石狩市は2023年度、花川通の舗装修繕に着工する考えだ。通行量の増大に備え1900mにわたり舗装の劣化改善と、舗装を厚くする。概算工事費は5億8000万円。早ければ5月上旬に測量と舗装構造調査・実施設計を公募型指名競争でそれぞれ公告する。24年度の完了を目指す。
市街地を通る道道手稲石狩線と札幌市方面を結ぶ。車道が4車線20m、歩道が両側各6mの全幅32m。沿線には住宅や店舗が並び交通量が多い。
札幌建管が道道手稲石狩線交点から国道337号交点まで花川通の延伸を計画。石狩湾新港につながることで大型車両の増加が見込まれている。
舗装の老朽改善を図るほか、表層から路盤までの厚さを現在の15cmから26cm程度に増す。交通量の増加に対応し、走行しやすい環境を確保する。
22年度は測量に1100万円、舗装構造調査・実施設計に1620万円を配分。業務期間は測量が113日、舗装構造調査・実施設計が158日と設定した。
23、24年度の工事には各2億9000万円を投じる考えだ。