総事業費15億円
名寄市は、2022年度に着工する南保育所の建て替えについて、5月にも一般競争公告する方針だ。主体、機械、電気と3分割での発注を見込み、地元企業を含む共同体を参加要件とする意向。総事業費は約15億円を試算している。
規模はRC造、2階、延べ2659m²で、西6条南9丁目にある現施設東側の市有地に建て替える。
市内の名寄地区には、公立認可保育所が南、東、西と3保育所ある。いずれも築40年以上が経過し老朽化が著しい。加えて3歳未満の幼児の入所希望があるものの、受け入れる余裕がない状況にある。
南保育所の建て替えとともに西保育所は閉所し、名寄地区で2施設に再編。定員は150人を想定し、1階は子ども発達支援センターと3歳未満の幼児専用の保育室、2階は3歳以上を対象としたスペースを設ける計画だ。
基本・実施設計はドーコンが担当。参加要件は今後審議委員会を開催し決定する。6月に入札し、6月定例会で承認を得て着工予定だ。23年11月の完成を目指す。