札幌市は三里塚小と北都中、北光小のリニューアル改修を11日にも一般競争公告する。いずれも週休2日試行工事とし、対象は建築A等級の市内業者単体か経常共同体を想定。下旬の入札、6月中旬の着工を見込む。建築の元請け施工実績を参加条件とする。三里塚小は2023年11月中旬、北都中と北光小は同12月中旬の完成を目指す。
清田区里塚2条6丁目の三里塚小は、校舎棟(RC造、4階、延べ5890m²)と屋内運動場棟(S造、2階、延べ960m²)の外壁・屋上防水の全面改修のほか、余裕教室、普通教室、コンピューター教室、多目的室などの転用改修、普通教室、廊下、階段の床・壁改修などに取り組む。実施設計は北洋設備設計事務所が担った。
白石区川下749にある北都中は、校舎棟(RC造、4階、延べ7130m²)と屋内運動場棟(S造、2階、延べ1060m²)の外壁・屋上防水を全面改修。このほか、職員・開放用便所の標準改修、コンピューター教室、言語実習に使うLL教室、教材室の転用改修、普通教室、廊下、階段の床と壁の改修などに取り組む。西村建築設計事務所で実施設計をした。
北光小は東区北12条東6丁目に所在。校舎棟(RC造、3階、延べ5540m²)と屋内運動場棟(S造、2階、延べ950m²)、管理棟(RC造、2階、延べ260m²)の外壁・屋上防水の全面改修のほか、理科室、家庭科室、図工室、便所などの標準改修、コンピューター教室の転用改修、普通教室、廊下、階段の床・壁改修などを進める。実施設計はスカイサイトが担当した。
3月末公表の発注見通しでは、いずれも概算工事費を2億5000万円以上5億円未満としている。