江別市は、本庁舎整備の基本構想を年度内にまとめる。耐震化に伴う建て替えに向け、新庁舎の機能や性能、概算事業費、などを検討する。7月中旬に有識者らで構成する1回目の基本構想検討委員会を開き、8月のたたき台完成を見込む。
高砂町6にある本庁舎(RC一部S・SRC造、地下1地上4階、延べ5346m²)は1966年度に建設した。
2021年度にまとめた本庁舎等の整備に係る市の基本的な考え方で、本庁舎単独での建て替えや、延べ2万m²の規模で分散する8庁舎を集約すること、建設地は江別高跡地を基本とすることを示している。
基本構想では新庁舎整備の基本理念、機能と性能の概要、概算事業費や事業手法を検討し、基本計画に備える。
7月に初会合を開く本庁舎建設基本構想検討委員会は、学識経験者4人、商工会議所や青年会議所など関係団体推薦者9人、公募市民2人の計15人で構成する。
基本構想策定はドーコンに依頼。8月にたたき台、11月に素案をそれぞれまとめ、23年2月の最終案完成を経て、翌3月の策定を目指す。