北見市は公住高栄団地建て替えで2023年度、F団地3号棟新築に着工する考えだ。3号棟は1、2号棟と同規模のRC造、4階、28戸で計画する。具体的な整備内容は22年度の実施設計で固め、工事は24年度までの2カ年で進める方針だ。
高栄西町5、6、7、9丁目にある旧団地をA―Fの6団地に建て替える。これまでにA―E団地の工事が完了した。
F団地は3棟計84戸で計画し、高栄西町9丁目に新築する。このうち1号棟は20年度に完成。2号棟はRC造、4階、延べ2592m²の規模で21年度に着工し、今秋の完成を目指している。
22年度は2号棟新築の継続費を含め事業費6億7660万円を投入する。3号棟新築に向けた実施設計は5月に指名競争入札し、建築をアトリエブンク・エフ設計工房共同体、設備をそうごうシステムデザインがそれぞれ落札した。
市の第2期総合計画第4次実施計画(22―24年度)では、高栄団地建て替え事業費として、23年度に3億3190万円、24年度に6億2280万円を試算している。