外壁補修や防水、エアコン設置など
八雲町は八雲中長寿命化改修を8月下旬に主体、電気、機械の3分割で一般競争入札する予定だ。外壁や防水の改修、OAフロア化などを計画し、総事業費は8億2500万円を試算。9月末の着工、2023年度の完成を目指す。
東雲町31の1[MAP↗]にある同中校舎は1980年に完成。85年に一部増築し、RC造、4階、延べ5723m²の規模となった。屋体は15年度に改築済みだ。
全体的に老朽化しているが、耐震性を確保しているほか、耐用年数が30年以上残っているため長寿命化を図る。
外壁の補修と全面塗装をはじめ、屋上防水や水飲み場の改修、トイレの全面洋式化などを施す。このほか、職員室のOAフロア化や給食搬入口の新設、エアコン設置などを進める。実施設計は21年にドーコンが担った。
9月の定例町議会で契約承認され次第着工する。校舎を使用しながら施工する考えで、完成した部分から順次共用開始する。
町の担当者は「今回の改修で生徒によりよい学習環境が提供できる」と話している。