1.9倍、2万8629口の応募 大雪や資材高騰など影響
岩見沢プレミアム建設券事業実行委員会が申し込みを受け付けていた2022年度の建設券は、計3回の募集の結果、1万5000口に対し、約1.9倍に上る延べ2万8629口の応募があった。抽選で購入者を決めたが、大雪による修繕や資材高騰などを受け、申し込みが殺到した。
プレミアム建設券事業はことしで8年目。1口5万円で、5万7500円分の工事が可能。購入は1世帯20口まで。市内の未着工の住宅や店舗併用住宅の新築、増改築、修繕、解体、外構などを対象としている。
21年は大雪の影響を考慮し、特例で抽選せずに期日までに申し込みがあった1万9164口を発行。ことしは例年通り当初1万800口を用意し、2回の抽選を予定していたが、申し込みが多いほか資材高騰なども受け、4200口を追加する計1万5000口の発行とした。
申し込みは、1回目が7200口に対し1万905口、2回目が3600口に対し1万9口で、いずれも抽選。3回目は4200口に対し7715口の申し込みで、5日に抽選した。当選は計1万5001口。
実行委員会の担当者によると「一昨年や昨年の大雪の影響による屋根や外装の修繕などが多いようだ」と話している。(岩見沢)