残事業費は2.2億円、27年度完了へ
北広島市は輝美配水区域内の重要給水施設配水管耐震化で、2023年度以降残事業費に2億2000万円を見込んでいる。残延長は約2000m。22年度は44m、23年度は約50mを施工し、27年度の完了を目指す。
輝美配水区域内には防災拠点となる市役所や小学校のほか、JR北広島駅がある。総事業費4億円を投じて3435mを耐震化する。
19年度に着工。21年度末までに1億7000万円を充て、1300mを施工した。輝美町57にある配水池から工事を進めている。
口径100㍉の配水用ポリエチレン管と200―300㍉のダクタイル鋳鉄管を使っていて、300㍉の区間は施工を終えた。
22年度は1000万円を予算化。工事は月内にも一般競争公告する。設計は直営で取り組んだ。
23年度は事業費約3000万円を見込み、夏ごろの着工を想定。設計はNJSで終えている。
水道ビジョン・経営戦略(21―30年度)に基づく整備。輝美配水区域完了後の対象はまだ決まっていないが、避難所の有無や人口などを基に絞り込む考えだ。