札幌市教育委員会は、学校施設維持更新基本計画に基づき進めている小中学校のリニューアル改修で、2023年度に幌東中や光陽中、屯田南小など7校に着工する。工事費は最大で95億8871万円を試算。2カ年で外壁改修や防水改修などを施す。このほか、22年度に着工した北都中などの改修を継続する。
市内の学校施設のうち7割が建設から30年以上経過しているため、市教委は計画的な維持更新に取り組んでいる。
23年度に着工するのは幌東中(工事費17億223万3000円)、光陽中(16億7379万3000円)、屯田南小(13億3020万3000円)、幌北小(12億1780万9000円)、清田小(12億8555万3000円)、澄川西小(11億7396万3000円)、みどり小(12億518万6000円)。22年度は実施設計を進めている。
工事内容は外壁、防水、教室、トイレ、照明、給水、暖房の改修。エレベーター整備などバリアフリー改修も施す。
23年度は幌東中に3億5005万6000円、光陽中に3億4367万1000円、屯田南小に2億6864万6000円、幌北小に2億4408万円、清田小に2億5892万1000円、澄川西小に2億3453万1000円、みどり小に2億4135万5000円を予算要求している。
このほか、23年度は6校の改修を継続。北光小に1億8322万円、三里塚小に1億5049万3000円、八軒小に1億7018万1000円、手稲北小に1億4764万7000円、石山中に1億8539万7000円、北都中に2億1504万3000円の予算配分を求めている。