終末処理場設備更新など
中標津町は社会資本整備総合交付金を活用する下水道整備で、2023年度1次要望として4億円を求めている。下水終末処理場の自動除塵(じょじん)機といった設備更新を進めるほか、ストックマネジメント計画策定費などを盛り込んだ。
東35条北6丁目1の下水終末処理場(RC造、地下1地上2階、延べ7272m²)は、17―24年度を期間とするストックマネジメント計画に基づき、老朽化した機械・設備の更新を進めている。機械は自動除塵機や集砂装置、真空揚砂装置の更新に1億6500万円、電気は電気計装設備や負荷設備に1億8000万円、施工監理に700万円を積み上げた。24年度に予定する工事の実勢価格調査に500万円をみている。
低い位置の下水道管を流れる汚水を処理場まで押し上げるポンプ場の機能維持のため、24年度に東橋ポンプ場を対象にスクリーン設備と電気設備の更新を計画。それに向けた価格調査に300万円を試算する。
このほかストックマネジメント計画策定に3000万円、同計画に基づいた管路施設カメラ調査に1000万円を挙げた。