管理棟建て替えなど計画
札幌市建設局は継続の農試公園改修で、2023年度以降の残事業費に3億8000万円を試算している。23年度は北海道開発予算要望に加え、単費での計上も視野に事業費ベースで約3億円を積み上げ、管理棟建て替えやトンカチ広場改修などを計画している。
西区八軒5条西6丁目に位置する12.3haの運動公園。開園から40年以上がたち、施設の老朽化や駐車場不足などの課題が生じている。このため、市道農試公園2号線以南の約8.4haで、施設更新を基本とする改修に取り組んでいる。
全体で駐車場や野球場、遊戯広場、トンカチ広場・管理棟、交通コーナーの再整備を想定。総事業費20億円を試算する。22年度はちゃぷちゃぷ池の再整備などを進めている。
管理棟はS造、平屋、延べ520m²の規模で建て替えを想定。22年度後半に現施設の解体に入り、23年度の着工に備える。
このほか、木工作が楽しめるトンカチ広場であずまやなどの再整備を計画している。
24年度に子どもが交通ルールを学びながら自転車の練習ができる交通コーナーを再整備し、事業を完了する予定だ。