受注1.5%減、116億円 首位の藤建設は16億円
宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村)の2022年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。57者が142件を受注し、受注総額は1.5%減の116億4601万6355円となった。業者別では11件、16億1550万円を受注した藤建設が首位となった。上位20者中17者を管内業者で占めている。
開札結果を税抜きで集計した。設計変更は含まず、共同体は出資比率に応じて配分。21年度末に発注したゼロ国債、ゼロ道債、翌債、繰り越し明許などを含め、多年度債は22年度支払い分を計上している。
業者別に見ると、藤建設に次いで、11件、15億4829万5455円を受注した安田建設が2位につけた。3位は中田組で10件、12億295万円を獲得した。
地域別に見ると、管内業者は41者が122件、2.4%減の109億806万5455円を受注。シェアは93.7%で0.9ポイント縮小した。管外の道内業者は14者が17件、17.1%減の5億2088万900円を獲得。シェアは4.5%で0.8ポイント後退した。道外業者は2者が3件、13倍となる2億1707万円の受注に伸ばし、シェアは1.9%と1.7ポイント拡大している。