面積1万2655m²でJR駅徒歩圏内
北広島市は25日、青葉浄水場跡地売却を公募型プロポーザルで公告した。JR北広島駅から徒歩圏内に位置し、面積は1万2655m²。子育て世代など定住人口増加に向け、良好な都市空間形成や子育てに適した環境づくりに関する提案を募る。10月19日まで参加申込書を受け付け、審査を経て12月に優先交渉権者を選定。2023年2月下旬までに契約する。
青葉浄水場跡地は青葉町4丁目58の1にあり、一帯は建ぺい率60%、容積率200%の第1種中高層住居専用地域。管理棟や着水井、浄水池・汚泥処理槽などの施設は、解体を条件に現状有姿で無償譲渡する。
利活用に当たり、快適で安心感のある空間や子育て世代に魅力的な設備・施設、入居意欲が湧く分譲価格・賃貸料など、子育て世代を中心に若年層の定住人口の増加・定住促進に関する提案に重点を置く。
参加資格は国内に本店を置き、道内に本店、支店、営業所がある法人か法人による共同体。最低提案価格は1円で、既存施設解体費を含めることを条件に掲げた。
配水管や汚水管に加え、戸建て住宅を計画する場合は雨水管が必要。それぞれ事業者が整備し、市に無償で引き継ぐことを求める。
参加申込書は持参か郵送で受け付ける。応募多数の場合は11月下旬―12月上旬に1次審査を実施。12月中旬―下旬のプレゼンテーションを経て優先交渉権者を選定し、年度内の契約締結、引き渡しを見込んでいる。
問い合わせ・申し込みは水道部経営管理課財務担当、電話011(372)3311まで。