札幌市水道局、いずれも開削工法で施工
札幌市水道局は平岸配水池系幹線の耐震化で、2023年度に北幹線で2工区、合わせて450mの発注を計画している。いずれも開削工法で施工する見通し。うち中央区内の工区は2カ年工事となる。
札幌水道ビジョンの一環として、4基幹配水池(藻岩、平岸、清田、西部)から各配水区域末端までをつなぐ幹線の連続耐震化に取り組んでいる。平岸配水池系は北幹線と平岸第1幹線が対象で、30年度までの完了を目指す。
23年度に発注する北幹線の2工区のうち、中央区南2条東4丁目―南1条東6丁目は2カ年工事。管径1500㍉を30・2m、同1000㍉を190・7m施工する予定だ。
もう一方の東区北14条東5丁目―北15条東6丁目は管径700㍉を223m、同800㍉を1・9m、同1000㍉を3・9m施工する計画で、単年度工事を想定している。各工区で分岐工事も伴う。
これら2工区のほか平岸配水池系では23年度以降、北幹線で東区北42条東4丁目―北区太平8条3丁目、平岸第1幹線で豊平区美園2条2丁目―中央区南2条東6丁目の施工を計画。発注年度や工法、工区数を検討している。