チーズと日本酒の貯蔵・熟成 札内川ダムのリムトンネルで

2022年10月05日 08時00分

特産品開発とダム施設有効活用

涼しいリムトンネル内に自社製品を運んだ

 帯広開建帯広河川事務所は9月30日、札内川ダムのリムトンネルでチーズと日本酒の貯蔵・熟成を始めた。北海道開発局が進める「かわたびほっかいどう」の一環で、4月のコーヒー豆熟成に続く第2弾。地元の飲食品を地元のダムで寝かせることで、新たな特産品の開発とダム施設の有効活用につなげる考えだ。

 これまで右岸リムトンネル(延長56・8m)は、資材などを置く倉庫として活用。1年を通じて8度前後の低温を保つため飲食品の貯蔵や熟成に適している。

 今回協力したのはチーズ工房の十勝野フロマージュ(本社・中札内)と酒蔵の上川大雪酒造十勝碧雲蔵(同・帯広)の2社。ダムを活用した貯蔵・熟成に興味を持って自社製品を坑内に搬入した。

 十勝野フロマージュは800gのエダムチーズ28個と4kgのゴーダチーズ16ホールを用意。坑内に置くことで、うま味が増してこくが深いチーズができる。熟成期間は1―2カ月で、早ければ年内に販売する予定だ。

 赤部順哉社長は「ダムの語源はオランダにあり、今回は当地を代表するチーズを選んだ。語呂が良いので『ダムエダム』という名前にすれば、面白い商品になるだろう」と期待する。

 一方、十勝碧雲蔵は4合瓶(720mL)で6600本の日本酒を貯蔵した。大吟醸、純米吟醸、山廃純米の3種類。杜氏(とうじ)の若山健一郎さんは「一定の環境で貯蔵することで、味が落ち着いて深みが出る」と話す。数年間貯蔵する考えで、確認しながら最高の状態で提供する。


関連キーワード: ダム

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

  • 東宏
  • オノデラ
  • 川崎建設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

羽生結弦選手プロに
2022年07月21日 (4,119)
4町で新設方針も 十勝管内で道の駅整備機運高まる
2022年11月10日 (4,092)
22年度上半期ゼネコン道内受注高ランキング 首位は...
2022年11月09日 (3,371)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (2,677)
日ハムBP起工式 大林組・岩田地崎JV竹中所長の思...
2020年04月14日 (2,520)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 旧双葉幼稚園
建築から1世紀new

旧双葉幼稚園建築から1世紀
旧双葉幼稚園園舎が完成から100年を迎えた。園舎の歩みと次の1世紀に向けた取り組みに迫る。

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第243回「感染拡大」。ワクチン効力低下も原因です。若い世代への接種督励を。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第26回「暖炉とマントルピース」。コミュニケーションを円滑にする仕掛けが潜んでいそうです。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第25回「従業員のメンタルヘルス」セルフケアなどストレスに対処するための心理教育活動が大切です。