旭川建管 路盤・舗装や3橋の上部工予定
旭川建管は2023年度、地域高規格道路への改築を進めている旭川東神楽道路(旭川市、東神楽町)のうち旭川工区の完成を目指す。同工区は既存道4.6kmを4車線化。23年度は路盤・舗装約1.8kmや、3橋の上部工を進めるため、約10億円を要望している。
地域高規格道路・旭川十勝道路120kmのうち、旭川北ICから旭川空港までの約23kmが旭川東神楽道路に位置付けられる。改築事業では、旭川東神楽道路の中心となる道道鷹栖東神楽線のうち、既に4車線で供用している部分を除く、10.1km(道道愛別当麻旭川線との交点―旭川空港線との交点)を整備している。
道路部の計画幅員は23.75m。車道3.25mを4車線、中央分離帯2.25m、歩道両側3m、路肩両側1.25mを設ける。
13年度に事業化し、16年度に着工した。事業区間10.1kmを道道旭川旭岳温泉線を境に、起点側を旭川工区、終点側を東神楽工区に分け整備中。旭川工区4.6kmは既存2車線の拡幅、東神楽工区5.5kmは大部分が新設だ。東神楽工区を先行して進め、暫定2車線でことし3月に開通した。
22、23年度は旭川工区を整備する。23年度は、路盤・舗装約1.8kmのほか、上難波田橋(橋長19.9m)、102号橋(同17.4m)、旭正橋(同21.6m)の上部を施工し、旭川工区の4車線化を終える。
24年度以降に東神楽工区の4車線化を目指す。